今回は、東京私立中学高等学校協会の情報教育・視聴覚教育研究会のご好意により参加可能となった「情報教育・視聴覚教育研究会/授業見学研修」の授業内容をレポートする。
見学したのは、中学3年の理科の力学(運動とエネルギー)の授業のなかでの、Webを利用したシミュレーション実験。これは、事前の講義で言葉(概念)として理解した内容を、コンピュータを活用した疑似体験を通してイメージとして定着させることで、学習をより深めていくという授業である。
実施日時 :平成15年11月12日(水)/6校時
指導内容 :中学3年 理科第1分野 「力と運動、力学的エネルギーの保存」
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――Webのシミュレーションを使った授業を行うにあたっての意図、そしてそのような授業のメリットや生徒の反応などについてお聞かせいただけますか。 当校では、本授業の前に2〜3コマを使って、「運動とエネルギー」について次のような授業を行っています。 ・運動の法則、位置エネルギーや力学的エネルギーの概念の講義 このように、まずは概念的な部分を通常の授業で教えていきます。そのうえでWebを活用した授業を行うわけですが、言葉として教えていることをシミュレーションを通じてイメージとして捉えることができるため、理解度がより深まると考えています。物理の世界というのは、どうしても概念的にならざるを得ない部分が大きいですし、実際に無重力状態の環境を作って実験するというようなことは難しいので、そのような時にシミュレーションはとても役立ちます。
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